プロの将棋をソフトで検討しよう (将棋所で検討)
次に 将棋所 を使って、棋譜を解析、検討してみます。
始めに将棋所を起動します。
将棋所をインストールしていない方はこちらの 将棋所とGPS将棋のインストール方法 を参考にインストールしてください。
先ほど保存した棋譜「oui20110912.kif」を開きます。棋譜ファイルを将棋所にドラッグ&ドロップする方法が便利です。
メニューの「対局」→「棋譜解析」を選択します。今回エンジンを「Bonanza 6.0」にして解析を行います。Bonanza (u2b使用) の棋譜解析では1手あたりの思考時間は何秒に設定しても無視される仕様になっているので「時間制限」の秒数は何秒でも構いません。
「エンジン設定」で TimeControl は Time にします。TimeA[min] は 0、TimeB[sec] は 3 にしてみます。Memory[MB]は 1600、Threadsは 4 にしましたがご利用の環境に合わせて変えてください。
7分ほどで棋譜解析結果が得られました。見やすいグラフ表示になっています。
エンジンを変えれば、GPS将棋や Blunder など様々な将棋ソフトで解析することができます。
次に局面ごとの検討を行ってみます。この機能は将棋のリアルタイムの観戦中に便利です。
検討したい局面を選んだら、メニューの「対局」→「検討」を選択します。先ほどと同様に Bonanza (u2b使用) の検討では「時間制限」は何分何秒に設定しても無視される仕様になっています。
「エンジン設定」で TimeControl は Time にします。TimeA[min] は 0、TimeB[sec] は 120 にしてみます。Memory[MB]は 1600、Threadsは 4 にしましたがご利用の環境に合わせて変えてください。
2分ほどで検討結果が得られました。以上で将棋所による棋譜の検討は終わりです。