竜王戦
将棋の公式棋戦、七大タイトル戦の一つです。名人戦と並び最も権威のあるタイトル戦です。
2008年に渡辺明竜王(称号は当時)が竜王戦5連覇を達成し、初代永世竜王の資格を得ました。その後も防衛を続け9連覇していて、竜王と言えば渡辺明と広く認識されていました。
しかし2017年に羽生善治棋聖(称号は当時)が渡辺明竜王に勝ち、二人目の永世竜王の資格を得て同時に史上初の永世七冠の資格を得るという快挙を成し遂げました。
優勝賞金と対局料はすべての棋戦の中で飛び抜けて高くなっています。タイトル戦は2日制の7番勝負、持ち時間は各8時間で行われます。
棋界の最高タイトルでありながらアマチュアにも門戸が開かれています。アマチュアでも勝ち続ければそのまま竜王位を取得することができます。
竜王戦の記録 | ||||
期 | 年度 | 勝者 | 勝敗 | 対局相手 |
34 | 2021年 | 藤井聡太 | 4-0 | 豊島将之 |
33 | 2020年 | 豊島将之 | 4-1 | 羽生善治 |
32 | 2019年 | 豊島将之 | 4-1 | 広瀬章人 |
31 | 2018年 | 広瀬章人 | 4-3 | 羽生善治 |
30 | 2017年 | 羽生善治 | 4-1 | 渡辺明 |
29 | 2016年 | 渡辺明 | 4-3 | 丸山忠久 |
28 | 2015年 | 渡辺明 | 4-1 | 糸谷哲郎 |
27 | 2014年 | 糸谷哲郎 | 4-1 | 森内俊之 |
26 | 2013年 | 森内俊之 | 4-1 | 渡辺明 |
25 | 2012年 | 渡辺明 | 4-1 | 丸山忠久 |
24 | 2011年 | 渡辺明 | 4-1 | 丸山忠久 |
23 | 2010年 | 渡辺明 | 4-2 | 羽生善治 |
22 | 2009年 | 渡辺明 | 4-0 | 森内俊之 |
21 | 2008年 | 渡辺明 | 4-3 | 羽生善治 |
20 | 2007年 | 渡辺明 | 4-2 | 佐藤康光 |
19 | 2006年 | 渡辺明 | 4-3 | 佐藤康光 |
- 関連リンク
- 竜王戦 (日本将棋連盟)
- 竜王戦中継
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